ナトヤマ・メソッドとは?
ナトヤマ・メソッドは、伴奏からメロディまで音楽のすべてをウクレレ1本で表現する「ソロ・ウクレレ」の技術を習得するための教育プログラム、また、それを活用した名渡山遼の直接指導によるレッスンです。
日本を代表するウクレレプレイヤー名渡山遼が17年間培ってきた演奏やアレンジの経験から、これからソロ・ウクレレの世界に足を踏み入れる皆様へ、最短かつ最適な習得法で自由自在にソロ・ウクレレの演奏を楽しめる技量に至るまで導きます。
カリキュラム
ナトヤマ・メソッドは、高度なソロ・ウクレレ演奏技術の習得を目的とした課題によって構成されます。
グループレッスンでは、1年間24コマを通じて以下のようなレッスンに取り組みます。
個人レッスンでは、これらの課題を基に受講者のレベルやご要望に合わせて指導をします。
1年間のレッスン内容
- 1.はじめに 〜ソロウクレレとは/ウクレレの推奨サイズ/正しいフォームについて〜
- 2.ストローク基礎1 〜ソロウクレレ特化型ストローク〜
- 3.ピッキング
- 4.ストロークとピッキング
- 5.アルアイレによるアルペジオ1
- 6.アルアイレによるアルペジオ2
- 7.アルアイレによるアルペジオ3
- 8.ストローク基礎2 〜4分・8分・16分のストローク〜
- 9.ストローク基礎2-2 〜アクセントをつけた16分のストローク〜
- 10.基礎課題曲
- 11.基礎課題曲
- 12.ハーモニクス基礎 〜ナチュラルハーモニクス〜
- 13.ハーモニクス応用 〜人工ハーモニクス〜
- 14.左手のテクニック 〜スライド、ハンマリングオン、プリングオフ、ビブラート〜
- 15.ストローク応用1 〜サムネイルアップ・サムフィンガーダウン〜
- 16.右手特殊奏法 〜ラスゲアード、スクラブ奏法、バトキン奏法〜
- 17.右手特殊奏法2 〜ラスゲアード、スクラブ奏法、バトキン奏法〜
- 18.トレモロ奏法1 〜サムフィンガー〜
- 19.トレモロ奏法2 〜アルアイレによる3フィンガー〜
- 20.ライトハンドブラッシング基礎
- 21.ライトハンドブラッシング応用
- 22.最終課題曲
- 23.最終課題曲
- 24.最終課題曲
名渡山 遼 プロフィール
名渡山 遼(なとやま りょう、Ryo Natoyama)
ウクレレ奏者・製作者/作・編曲家
ソロ・ウクレレ奏者として世界的に活躍する、トップ・ウクレレ・プレイヤー。
エキサイティングな高速フレーズから繊細で美しい音色まで自在に弾きこなし、ウクレレファンのみにとどまらず音楽家や業界関係者などからも高い評価を受けている。
1993年生まれ。11歳からウクレレを弾き始め、14歳の頃「天才ウクレレ少年」としてテレビで紹介され注目を集める。2010年にはジェイク・シマブクロのジャパンツアーに出演。2016年には2作のアルバムが“ハワイのグラミー賞”とも称される「ナ・ホク・ハノハノ・アワード」にノミネートされ、日本人としては史上最年少となる受賞を果たした。
同じく2016年にキングレコードよりメジャー・デビュー。
デビュー・アルバム「Made in Japan, To the World」から2021年にリリースされたオリジナルアルバム「Sense」までの5年間で7作品をリリースするという、ウクレレ・プレイヤーとしては珍しい、ハイペースなリリースを記録中。
デビュー後はフジロックフェスティバルへの出演や、TOKYO FM「JET STREAM」テーマ曲の編曲・演奏、すぎやまこういち氏公認の「ドラゴンクエスト」カバーアルバムのリリースなど、多彩な活動を繰り広げている。
海外からも高い評価を受け、これまでにアメリカ、イギリス、イタリア、オーストラリア、香港、タイ、台湾、中国、カナダでの公演を果たし、そのプレイが絶賛された。
2021年にはイギリスのウクレレ専門誌「UKE MAGAZINE」にて日本人プレイヤー初となる表紙を飾り、2022年にはクラシックギター専門誌「現代ギター」にてウクレレプレイヤーとして初めて表紙に登場するなど、多方面から注目を集めている。
2023年には長編映像作品「帯広ガストロノミー」をはじめとした映像作品の音楽を手掛けるなど、更に活動の幅を広げ活躍中。
愛用のウクレレは全て自身の手作り。ストラップやケースまで自作するウクレレ・ビルダーでもある。